添削写真コンテストの件

 なんと名付けたら良いのか今もってよく分からないんですが、先日こんなTweetをいたしました。





 何がアレでそうなったのかは覚えていないのですが、その日は体調も良く、人の写真でも見て添削がしたいなという気分だったものですからTweetで呼びかけたところ、皆さんからドバっと添削の申し入れがありました。ありがとうございます。

 それでですね、途中で「じゃあせっかく添削するんだったら、添削した写真の中から最後に良い感じの写真を選びましょう」とお約束しまして、いま果たそうとしているところです。副賞なし! これはスポンサーが付いたら考えましょう。



 主旨としては、「<strong>ノンジャンルで写真技術的に優れたもの</strong>」であります。

 写真技術たって色々ありますが、カメラをコントロールする技術、絵を作って見た人に上手く伝える能力、それからもちろんRAW現像なんかの能力まで色々とあるんですが、写真の被写体の良さに極端に頼らず、撮る側の技量を見たい、という主旨でありました。

 世の中いろんなフォトコンがありますが、被写体力をモロにカウントしてしまったりするので、あんまり面白くないなと個人的には思っておったんです。そのあたり、特に雑誌に掲載して人に買ってもらおう、というような利益は全然必要ないので、純粋に撮る側の人がどう撮るか、を基準に決めて見たくなったんです。

 というわけで、ベスト・オブ・添削写真だけでも良いのですが、せっかくなので他にも気になった写真をいくつか紹介させていただきましょ。

俺こういうの撮れない賞



てらみやさんのこの4枚の写真、わたし絶対無理ですわ。
ご本人は男性だそうですが、良い意味で女性的な柔らかい感性で撮られていて、「あーなんか物語を感じるわ」と感心したのでセレクトさせてもらいました。このままどんどん良い瞬間を切り取り続けて頂きたいです。

おめでとうございます!

ぬっこ賞



可愛い! それだけで正義です。

写真的にも難しそうな局面なんですが繊細に捉えておられますな。非常に好感を持っております。ぬっこ可愛さを強調するために「シャー!」とかアクション的なところを撮るのもまあアリなんですが、こうやって「ただ在る」美しさを静かに切り取るっていうのは実際たいした技術ですからね。

にいさんさん、おめでとうございます!


第1回・添削写真コンテスト 大賞



ひろやきさん、おめでとうございます!

この写真の完成度、非常に高いです。
良い瞬間、カメラのコントロール力、後処理の堅実さ。
添削の段階ではもっと質感を高めたら、さらに……って文句をつけましたが、そりゃ完成度が高いからこそです。さらには単発の写真で潔い!

別に4枚アップしたからダメとかっていうことはないんですが、4枚だと連作になっていた方がやっぱり印象は良いというか、単純に見やすいし印象に残りやすいんですよね。それを捨てて1枚ドン! カッコ良いです。

ひろやきさん、おめでとうございます!


総括

というわけで、総数どれだけか数える気すらないのでアレなんですが、ずいぶん沢山の方にご応募いただきました。

みなさん添削される機会っていうのがなかなかないので楽しんで頂けたようですが、私は私で「建設的な意見」「欠点を指摘するなら本人が気づかないようなところ」「明確な言語化」をルールに添削させてもらいました。楽しかったですよ。

あと、技術的なところ「のみ」を対象にして、可能な限り好みが入らないように気を遣ったつもりではあるんですが、DAISUKEさんのヤシコンPlanar写真に反応してしまったりするような、Zeiss好きの部分はどうしようもないですね。そりゃもう人間ですから仕方ない部分はあります。

<strong>今回選に漏れた皆さん、申し訳ありませーん!</strong>

写真の1枚1枚、皆さんにとっては思い出深いものだと思います。そこに優劣は全然ないんです。ただ、コンテスト的な選び方をしようとすると、「他人の壁に飾ってどうか」っていう感覚で見ていくしかありません。

そういう意味では、ひろやきさんの写真は額に入れて知らない人のおうちに飾ってあっても全然おかしくないでしょ。そういった、撮影の裏側を知らなくても独立して楽しめる観点からの写真であり、それを保証できる技術で撮られていた、ということです。

逆にいえば、皆さんそれぞれにお気に入りの写真は、ご自宅に飾れば良いんです。私もそういう写真が沢山ありますし、むしろ他人に見せて「どうや」と自慢する目的ではなく、自分が納得するために撮っている部分も大きいですから、気にしないでどんどん撮りましょう!

というわけで、またTwitterで突発的に添削ゲートを開く日が来ると思いますので、たまにTwitterの方をご覧頂けると嬉しいです。普段はしょうもないつぶやきばっかりしていて申し訳ないんですけどね……何月何日にやる! というようなのはなかなか難しいので、次回も多分突発です。

それでは、これからYoutube動画作りに取り掛かりますので、近いうちにYoutubeの方でお会いいたしましょう!